お薦め


お墓を受け継ぐとき

ほほえむ女性
核家族化が進む現代、
先祖の墓はお盆や正月など帰省した時にお墓参りをするくらいで、
普段はあまり関わらない方が多いと思います。
ですが、現在のお墓の名義人がなくなった場合、もしかしたら自分が次ぐことになるかもしれません。

お墓の名義人が亡くなった場合、お墓の継承は3つのパターンがあります。
一つは名義人が生前に遺言で継承人を指名するもので、
この指名される人は親族や遺産相続人である必要はなく、個人の友人などを指名することもできます。
(こちらの遺言書の書き方と相続財産の関係のサイトに解説が記載されています。)
ただ、実際にお墓を継承するには指名された本人と名義人の遺族の同意書が必要になります。

また、公営の霊園の名義人は親族だけと決められています。
民間の場合は親族でなくても名義人となれる霊園もあります。
お墓は祭祀財産と呼ばれ、相続財産には含まれないので相続税はかかりません。
継承した次の年から名義人には管理費などを負担しなければなりませんが、
それを理由に相続する遺産を増やすことはできません。

名義人はお墓を管理したり法要をしたりする義務はありませんが、
長い間管理費の支払いを怠った場合、そのお墓は無縁墓と見なされ、
中の遺骨は合祀墓に埋葬されるので注意してください。
名義人が誰も指名していなかった場合、地域の慣習で相続人が決めます。

大抵は長男が継承人になることが多いです。
継承人が決まらない場合は、最終的には家庭裁判所で判断してもらうことになります。

お墓を継承する人が決定したら、次は寺院・霊園に名義変更しなければなりません。
変更の際はお墓の使用許可書や戸籍謄本などが必要となります。
寺院や霊園によって必要書類が違ってきますので、ご自分の寺院や霊園に直接尋ねるのがいいかと思います。

一人っ子同士の結婚などの場合は、両家の墓を一緒にする両家墓や永代供養墓などがあります。
両家墓は墓石に両家の名前を刻むタイプのものが一般的です。
宗派などが違うと一緒にできないこともあるので、それぞれの寺院や霊園に確認してください。
最近は離婚する夫婦が多く、離婚による財産分与の問題も生じ、弁護士や家庭裁判所などを利用し、調停の申し立てをする夫婦も多いようですが、両家墓に入れるように仲良くしたいものです。

永代供養墓は一定の料金を払えば寺院などがお墓の手入れをしてくれます。